抗体結合リポソームを用いたRAS/BRAF変異型大腸癌・膵癌に対する新規治療開発

• 研究課題/領域番号: 23K15080
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分53010:消化器内科学関連
• 研究機関: 名古屋市立大学
• 研究代表者: 西垣 瑠里子 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 臨床研究医 (60835164)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 大腸癌 / 膵癌 / リポソーム / ドラッグデリバリー

研究開始時の研究の概要

本研究は、予後が悪く、治療選択肢が限られているRAS/BRAF変異型大腸癌や膵癌に対し、オキサリプラチンを腫瘍特異的に効率よくデリバリーする新規治療法の開発を目的としている。本研究成果により、薬剤の腫瘍特異的デリバリーが可能となれば、腫瘍奏功の向上のみならず、副作用の発症を予防し、薬剤を安全かつ長期に投与することが可能となり、結果として、「生命予後の改善」「QOLの向上」に貢献することができると期待される。