研究課題
若手研究
閉塞性動脈硬化症の重症型である重症虚血肢は下肢切断のリスクが高く、下肢切断後の死亡リスクも高い。また、患者数も世界的に増加していることから深刻な社会問題となっている。加えて、診断時点で20-45%の患者は標準治療(血行再建)が困難であり、未治療であることは高い死亡リスクにつながることから、標準治療に代わる治療法が求められており、再生医療に期待がよせられてきた。しかし、再生治療は現状十分な効果が示されていない。本研究では、再生治療を高めるための治療法を用いて重症虚血肢に対して有効な再生治療を開発することを目的とした研究である。