研究課題
若手研究
拡張型心筋症(DCM)は、心筋分化異常を表現型とするRNA代謝異常に起因した進行性の疾患であり、現在の最終的な治療法は心臓移植のみである。しかし、原因となるRNA代謝機構は不明な点が多いために現状の治療は点滴・内服加療、補助心臓などによる心不全治療に依存している。重症心不全における心筋細胞機能正常化のためのRNA創薬技術の創出CRISPR/dCas13 技術を利用したRNA代謝機構分析プラットフォームを利用して、DCMの増悪に影響するRNA代謝機構の解明を目指し、さらに創薬での心筋機能の改善を目指す 。