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酪酸誘導による腸内細菌叢を標的とした肥満喘息の制御

研究課題

研究課題/領域番号 23K15210
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53030:呼吸器内科学関連
研究機関佐賀大学

研究代表者

田代 宏樹  佐賀大学, 医学部, 助教 (00795031)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード気管支喘息 / 気道過敏性 / 腸内細菌叢
研究開始時の研究の概要

通常体重マウスと肥満マウスの喘息病態(気道過敏性・気道炎症)の評価と腸内細菌叢・短鎖脂肪酸の解析をするとともに、肥満マウスに酪酸および酪酸酸性菌であるClostridium butyricum MIYAIRI 588(ミヤBM)を投与し喘息病態の評価を行う。さらには、通常体重喘息患者および肥満喘息患者を対象としミヤBMを半年間治療介入する多施設共同前向き試験を計画し酪酸酸性菌の肥満喘息病態に対する効果を検証する。

研究実績の概要

肥満マウスにおいてオゾンを暴露し気道過敏性や好中球性炎症が誘導されることを確認した。
肥満マウスの肺内でTSLPが上昇していたことから、気道過敏性や炎症の増悪メカニズムとしてTSLPが関与している可能性があり、TSLP受容体欠失マウスによるオゾンによる気道過敏性や好中球性炎症の評価をしたところ、WTマウスと比較しTSLP受容体欠失マウスではオゾンによる気道過敏性や好中球性炎症が低下することを発見した。
さらなるメカニズム解析を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

おおむね順調に研究成果が得られていると思われる。

今後の研究の推進方策

今後メカニズム解析としてRNAやタンパクレベルでの解析を行う。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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