研究課題/領域番号 |
23K15351
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
土井 吾郎 九州大学, 大学病院, 助教 (40790043)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | cell free DNA / セルフリーDNA / メチローム / MDA5 |
研究開始時の研究の概要 |
抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎は急速進行性間質性肺炎の合併により重篤な転帰をとる炎症性筋疾患である。単球などの自然免疫の関与を疑い、末梢血単球とcell-free DNA (cfDNA)に着目しエピゲノムを含めた多角的な解析を行う。疾患活動性に関与する単球のサブセットを同定し、単球のメチローム及びトランスクリプトームからエピゲノムレベルの特性を明らかにする。cfDNAについては少量の血清からシーケンシングが可能な独自のライブラリ作成技術を用いて質的な評価も試みる。疾患活動性や予後予測に関する新規バイオマーカーの探索を行い、既存治療の最適化や、単球を標的とした新規治療薬の開発につながる研究である。
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研究実績の概要 |
抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎は急速進行性間質性肺炎の合併により重篤な転帰をとる炎症性筋疾患の一つである。強力な免疫抑制療法により生命予後の改善は得られるようになったが特異的な治療薬はなく、詳細な病態解明が急務である。フェリチン高値が予後不良因子として知られ、単球を含む自然免疫の関与が疑われる同疾患に対し、患者末梢血単球とcell-freeDNA (cfDNA)に着目しエピゲノムを含めた多角的な解析を行うことを目的とした研究である。関節リウマチ、リウマチ性多発筋痛症、変形性関節症などの疾患を対照として設定し検体を収集すべく、倫理審査を進めている。 cell free DNAの解析に関してTACS-TOPO法を用いるべく、共同研究者と連絡を取っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究代表者の異動に伴い研究環境の変化が生じたため。
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今後の研究の推進方策 |
当施設での検体収集を進め、順次解析を行っていく。
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