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関節リウマチの関節炎ならびに間質性肺炎発症における共通経路の同定

研究課題

研究課題/領域番号 23K15355
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

策 愛子  国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学成田病院, 講師 (70966233)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワード関節リウマチ / 間質性肺炎
研究開始時の研究の概要

本申請研究では関節リウマチにおける関節炎と間質性肺炎の病態に共通する分子機構を同定することを目的とする。特に単球サブセットをはじめとした血球細胞が関節リウマチ関連間質性肺炎、および関節炎に及ぼす役割について解析する。関節リウマチに合併する間質性肺炎の発症に関与する細胞分画の同定を試みる。まず2023年度では間質性肺炎マウスモデルを用いて細胞分画を同定するとともに、その働きをRNAシークエンス法により明らかにする。続いて、切除肺検体を用いて関節リウマチ関連間質性肺炎の肺細胞分画を解析する。

研究実績の概要

関節リウマチ患者における関節炎、間質性肺炎の機序解明のため、本年は関節リウマチ患者のコホート作成を開始し、定形的なデータの採取を開始した。間質性肺炎を有する患者においては進行性肺線維化を呈する患者像の抽出のために診察、血液、画像所見等のデータを採取し、血清保存を開始した。また活動性の高い関節滑膜炎を有する患者の関節液の採取、保存を開始した。また、関節滑膜の組織採取のため関節エコー機器や滑膜生検手技を導入し、実際に関節滑膜生検を実施しセットアップを行っている段階である。また今後は関節リウマチ患者の肺検体の採取に向けて準備を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

関節滑膜生検に必要な機器(関節エコー機器、物品等)、手技の安定化のための準備に長い期間を要している。

今後の研究の推進方策

関節滑膜組織の採取のため滑膜生検の手技を安定化させる。そのために関節エコーを新規購入、滑膜生検の実施件数の増加を計画している。関節滑膜、肺組織の採取のためのセットアップを順次終了させることを目標としている。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Polyarteritis nodosa with splenic rupture and multiple cerebral infarctions2024

    • 著者名/発表者名
      Norimatsu Yuta、Saku Aiko、Kawashima Hirotoshi、Minagawa Takuya、Itano Osamu、Shiga Takashi、Hayashi Yuichiro、Hirose Koichi、Sugaya Makoto
    • 雑誌名

      The Journal of Dermatology

      巻: - 号: 8

    • DOI

      10.1111/1346-8138.17162

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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