研究課題
若手研究
敗血症性脳症はしばしば診断に難渋し、致死的経過をとる。早期診断および特異的な治療を行うためには敗血症性脳症のより詳細な病態・分子メカニズムの解明が求められ、その解明にはウイルスあるいは細菌由来を想起した動物モデルの確立が必須である。本研究では、敗血症性脳症のモデルを確立し、発症に関わる分子メカニズムを明らかにすることで、敗血症性脳症研究の発展を目指したプラットフォームを構築し、脳症の鑑別および発症における早期診断マーカー、特異的治療法へと臨床応用に発展させるための基盤を確立する。