研究課題
若手研究
新規臓器保存液ECOSOL、臓器保存システムECOFLOWを用いてラット肝移植を行う。ラットからECOSOL/HTKにて潅流後に肝臓を摘出し、バックテーブルにて部分肝グラフトを作成し、ECOFLOWシステムと接続し逆行性に肝静脈から酸素投与を行う。その後、同所性肝移植を行い、術後1-2週間の生存成績を確認する。拒絶モデルでは免疫抑制療法として24時間ごとに免疫抑制剤を投与する。また術後1日目、3日目での犠牲死を行い、血液、肝臓のサンプリングを行い、肝障害の程度、肝再生率、肝微小循環、虚血再灌流障害を評価し、ECOSOL,ECOFLOWの有用性を検討する。