研究課題
若手研究
ヒトTNBCにおける,CNB検体と,化学療法後の手術検体を用いて,CD70発現を免疫組織学的に調査し,臨床病理学的因子および術前化学療法の治療効果および予後との関連について検討し,TNBCにおけるCD70の臨床的意義を解明する.次に,同検体を用いてCD45RO+メモリT細胞の他,CD4+,CD8+T細胞,制御性T細胞(FOXP3),NK細胞発現を免疫染色にて調査し,前述したCD70と の発現関連性について検討する.次に凍結保存検体を用いて,Real-time PCRを行い,CD70と腫瘍内免疫活性との関連を調査しCD70が腫瘍周囲微小環境における免疫活性に与える影響が明らかとなると考える.