研究課題
若手研究
近年「自己」骨格筋由来細胞シートによる再生医療の実用化が進んでいる。しかし自己細胞の使用には、検体採取の際の侵襲性や細胞の分離・増殖のために治療の待機期間を要するという問題点がある。骨格筋由来細胞シートの汎用化には「同種(他家)」移行への検討が今後の課題になると考えられる。本研究は、ヒト骨格筋由来細胞バンク構築のために筋芽細胞の免疫応答機序を中心とした細胞機能特性を明らかにし、他家(同種)細胞を利用する新規再生医療開発への貢献を目的としている。