研究課題
若手研究
本研究は非侵襲的に採取可能な胎便検体を用いて行う出生直後の新生児に関するトランスレーショナルリサーチである。これまでの新生児領域の研究は遺伝子解析、血液や尿を使った研究、便に関しては腸内細菌解析が中心に行われ一定の成果は出ているものの今尚病因が不明な疾患が多いことが現状である。本研究は胎便中に存在する数多のタンパク質に着目し独自に構築した網羅的タンパク解析技術を用いて出生直後の胎便を解析する事で新生児疾患の早期診断バイオマーカーの探索および病態解明さらには新規治療法の開発を目指す研究である。