研究課題/領域番号 |
23K15490
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
|
研究機関 | 公益財団法人がん研究会 |
研究代表者 |
小澤 直也 公益財団法人がん研究会, 有明病院 大腸外科, 医員 (80791996)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 炎症性大腸癌 / DNA損傷修復 / 腫瘍免疫 |
研究開始時の研究の概要 |
炎症性粘膜から発癌するColitic cancer(CC)では、発癌や進展には様々な免疫細胞の関与が報告されている。CCにおける免疫細胞とDNA損傷の関係はまだ不明である。CC切除検体、炎症性大腸癌モデルマウス、CC切除検体を用いたex vivoで大腸粘膜の炎症期から発癌期、癌の進展までの過程でDNA損傷とその修復応答に伴うHLA発現亢進および免疫応答の関係を評価することで、それらがDysplasia、CC診断の新規biomarkerやDNA損傷と免疫応答に介入する新たな治療標的となる可能性を見出す。
|
研究実績の概要 |
Colitic cancer切除検体、炎症性大腸癌モデルマウス(AOM/DSSマウス)を用いて免疫細胞(CD8、FOXP3、CD163、CD68など)を免疫組織化学染色で評価し、Colitic cancerにおける免疫細胞遊走を阻害することで発癌と癌の進展を抑制することを明らかにして研究結果を論文発表した(PMID: 37676657)。 Colitic cancer切除検体を用いてHLA、γH2AX、免疫細胞(CD8、FOXP3、CD163、CD68など)を免疫組織化学染色で評価し、Colitic cancerにおけるDNA損傷に伴うHLA発現亢進について明らかにして研究成果を論文発表した(PMID: 37686454)。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
施設が異動になり、新たな臨床検体サンプルを収集するのに予定より時間を要した。
|
今後の研究の推進方策 |
サンプル収集は終了したので、今後IHC、PCRなど実験、解析を行う予定である。
|