食道癌の腫瘍免疫微小環境が血中フィブリノゲン上昇を惹起する機序解明と治療開発

• 研究課題/領域番号: 23K15504
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分55020:消化器外科学関連
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 星野 尚大 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (70866863)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 食道癌 / フィブリノゲン / 腫瘍関連マクロファージ / 免疫チェックポイント阻害薬

研究開始時の研究の概要

血中FNG高値群における、腫瘍微小環境の特徴を、MDSCやT細胞を対象とした免疫染色や単一細胞解析を用いてさらに明らかにする。さらに先行研究にて、血中FNG高値群が免疫チェックポイント阻害剤不応であったことを受け、現在食道癌に対して広く標準治療として用いられていることとなったニボルマブ療法の効果予測マーカーとしてのFNGの有用性を検証するとともに、その耐性機序の解明につなげる計画である。