研究課題
若手研究
終末期呼吸不全に対する救命手段として肺移植がある。肺移植における現在のゴールドスタンダードは、ドナー肺を臓器保存液でフラッシュし、氷冷することである。2021年、氷冷よりも10℃程度で保存する方が臓器機能の保存に良いと報告され、注目され始めている。しかし、本邦では欧米と異なる保存液等を用いており、我が国の諸条件に照らし合わせて、10℃冷保存が安全かつ優れた方法なのか検証を行う。