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入院前のオレキシン受容体拮抗薬の投与が入院後の睡眠と術後回復に及ぼ影響

研究課題

研究課題/領域番号 23K15604
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

位田 みつる  奈良県立医科大学, 医学部, 学内講師 (90623497)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード睡眠 / 不眠 / 手術 / せん妄 / 術後回復 / オレキシン受容体
研究開始時の研究の概要

高齢の手術患者では睡眠障害が生じやすく、その睡眠障害はせん妄の発生率を高め、術後の生活機能を障害する。しかし、睡眠障害に対する介入は睡眠障害が生じてから行われることが多く、予防的な薬物介入がなされることはほとんどない。近年、手術前に自宅で患者の状態を最適化する取り組みが注目されているため、申請者は、人工膝関節置換術を受ける高齢者に対し手術4日前から7日後まで予防的にオレキシン受容体拮抗薬を投与することで入院直後の不眠が減少や術後の回復の質の向上、術後せん妄の減少、退院後の生活機能の維持につながるのではないかと考えており、無作為化比較試験でこれらの仮説を検証する。

研究実績の概要

レンボレキサントの適応は不眠症であり、非不眠患者に対して研究で使用する場合は特定臨床研究にあたる。2023年度の計画として院内の審査を得て研究を開始することを挙げていたが、レンボレキサントは外来患者や集中治療患者などで使用されることが多く、手術が予定されている患者での使用はこれまでにないため、研究計画段階で手術患者、特に術後、での転倒やリハビリの進行に影響を及ぼさないかという意見があった。そのため、無作為化比較試験を実施する前に人工関節置換術を受けた患者で問題がないことを確かめるための前向き観察研究を計画し患者登録を開始した。前向き観察研究の対象は、人工膝関節置換術または人工股関節置換術を予定されている患者のうち不眠症と診断されレンボキサントを内服している65歳以上の患者とし、評価項目は術後にレンボレキサント以外に投与された睡眠薬と精神安定剤を用いた患者割合とアクチグラフで測定される睡眠効率術を評価することにした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

レンボレキサントの適応は不眠症であり、非不眠患者に対して研究で使用する場合は特定臨床研究にあたる。2023年度の計画として院内の審査を得て研究を開始することを挙げていたが、レンボレキサントは外来患者や集中治療患者などで使用されることが多く、手術が予定されている患者での使用はこれまでにないため、研究計画段階で手術患者、特に術後、での転倒やリハビリの進行に影響を及ぼさないかという意見があった。そのため、無作為化比較試験を実施する前に人工関節置換術を受けた患者で問題がないことを確かめるための前向き観察研究を計画し患者登録を開始した。上記のとおり事前に計画した研究を行うために準備が必要となった。

今後の研究の推進方策

観察研究を行い安全性が担保されたところで特定臨床研究について進めていく

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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