研究課題
若手研究
化学療法誘発性神経障害(CIPN)による痺れや痛みは難治性で、化学療法中断やがんサバイバーのADL・QOL低下の原因となる。CIPNに対して高い有効性を示す薬物療法はなく、その確立は喫緊の課題である。本研究では、ガバペンチノイド(プレガバリン/ミロガバリン)と牛車腎気丸の併用療法のCIPNに対する有効性を明らかにし、その鎮痛効果の作用機序を解明することを目的とする。同併用療法の効果を薬理学的な観点から基礎研究において科学的に検証した上で、臨床応用につなげることを目標としている。