研究課題/領域番号 |
23K15690
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
原 大介 九州大学, 大学病院, 助教 (30906350)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 股関節 / 人工股関節 / 動態解析 / ロボティックアーム / イメージマッチング |
研究開始時の研究の概要 |
股関節疾患に対する人工股関節置換術 (THA)は除痛効果・関節機能改善に対して極めて有効な手術であり、インプラントを至適な設置位置・角度で挿入することが脱臼予防に極めて重要であるが、マニュアルでのインプラント設置は誤差が大きいことが報告されている。 近年、正確なインプラント設置を目指してロボティックアーム支援システム (Mako)が開発され、より正確なインプラント設置が可能となったが、術後の関節動態や患者満足度への影響は不明な点が多い。 本研究の目的は、人工股関節の三次元動態を高精度で解析・可視化し、Mako使用THAとマニュアルTHAを比較し、関節動態の違いを明らかにすることである。
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研究実績の概要 |
股関節疾患に対する人工股関節置換術 (THA)は除痛効果・関節機能改善に対して極めて有効な手術であり、インプラントを至適な設置位置・角度で挿入することが脱臼予防に極めて重要であるが、マニュアルでのインプラント設置は誤差が大きいことが報告されている。 近年、正確なインプラント設置を目指してロボティックアーム支援システム (Mako)が開発され、より正確なインプラント設置が可能となったが、術後の関節動態や患者満足度への影響は不明な点が多い。本研究の目的は、人工股関節の三次元動態を高精度で解析・可視化し、Mako使用THAとマニュアルTHAを比較し、関節動態の違いを明らかにすることである。 2023年度はMakoとマニュアル、CT-based navigation使用下のTHAについてカップの設置制度を比較し、学会で報告した。また、Makoの使用モードの1つであるenhanced modeにおけるステム設置評価の精度を学会で報告した。術後CTを使用した股関節可動域シミュレーションをMakoとマニュアルで比較した研究を今後学会で報告し、論文作成を行う予定である。 Makoは主にカップ設置が困難な症例に頻用されており、これらの症例に対する有効性を証明スべくデータ蓄積を進める。また、Mako使用時に新しいステム (full HA coated stem)が本邦で承認されたため、このfull HA coated stemについても症例数を増やし、臨床成績や関節動態への影響を検討していく。 動態解析を中心に今後もさらなるデータ蓄積を行い、論文化を念頭に研究を進めていく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
精度について複数の学会報告を行い、術後シミュレーションについても学会発表、論文作成ができる程度の症例数が集まっているため。
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今後の研究の推進方策 |
精度や術後シミュレーションについて論文作成し、動態解析についても症例数を蓄積し、発表を目指す。
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