研究課題/領域番号 |
23K15711
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
大場 悠己 信州大学, 医学部附属病院, 准教授(特任) (10792129)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 思春期特発性側弯症 / 椎弓根スクリュー / 固定近位端 / 固定遠位端 / 脊椎後方矯正固定術 |
研究開始時の研究の概要 |
我々は、挿入するPSを一定量間引く方法の確立において、手術後の骨癒合を得られるまでの期間の骨成長を考慮した統一評価が必要と考えている。 本研究では、脊柱側弯モデルを用いたPSの最適配置法の確立における科学的エビデンスの取得を目的とする。まずは同一条件で繰り返し解析可能な脊柱側弯症モデルを作成する。続けて同一条件での繰り返しの解析を行い側弯矯正にPSの挿入数や挿入位置が与える影響を評価する。本研究により多様な脊柱側弯症例に対応するPS配置の最適条件決定法が確立すれば、各患者に対するオーダーメイドのPS配置による矯正固定術を提供できる。
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研究実績の概要 |
思春期特発性側弯症に対する、脊椎後方矯正固定術における椎弓根スクリューの設置パターンと、それぞれの椎弓根スクリューにかかる引き抜け力について、模型を用いた実験を繰り返し行った。同時により再現性のある脊椎模型の作成法について模索をした。信州大学繊維学部ロボット工学科との共同研究によりいくつかの方法で模型の作成を試みたが現時点では高い再現性の得られる模型の作成には至っていない。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
脊柱側弯症に対する椎弓根スクリュー挿入パターン毎に各椎弓根スクリューにかかる引き抜け強度を調査予定であるが、再現性のある研究のために必要な脊柱側弯症モデルの作成に難渋している。
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今後の研究の推進方策 |
脊柱側弯症に対する様々な椎弓根スクリューの配列で矯正時に各椎弓根スクリューにかかる引き抜け強度を調査予定である。今年度も引き続き、繰り返しの研究が可能な脊柱側弯症モデルの構築を目指し、信州大学繊維学部と共同研究を続けていく。
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