研究課題
若手研究
年間約10~20万人が新たに骨転移と診断されると予想され、骨転移患者の生存期間の延長に伴い、骨転移がありながら就労を継続する患者も増加していると考えられる。骨転移は、骨折や麻痺をおこすと移動能力に大きな支障をきたし、就労継続への影響が大きいことが予想されるため、骨転移患者における適切な就労支援を確立することは非常に重要である。そこで、当院で診療した骨転移患者について患者立脚型アンケート調査を行い、骨転移患者における就労の実態調査、および、医学的・社会的な側面から就労阻害因子を解析し、適切な就労支援の方法を確立する事を本研究の目的とする。