研究課題
若手研究
小児泌尿器科領域では尿道、尿管、膀胱などの再建手術に於ける合併症発症メカニズムは十分に解明されていない。特に尿道の術後組織の予後、尿道損傷後の上皮や間葉の病態については十分に解析されておらず、臨床的には、尿道損傷後に尿道狭窄をきたす可能性があることは知られており、この様な尿道狭窄病変は、海綿体の線維化としてのspongio-fibrosisを含む。その発症メカニズムについてマウスモデルを用いての解析を行う。さらにそのマウスモデルを構築し、尿道の創傷治癒過程の上皮、間葉の病態の変化を解析する。申請者の動物モデルを活かし、上皮及び間葉系細胞を用いて先端的治療を開発する。