研究課題/領域番号 |
23K15864
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
齋藤 陽元 熊本大学, 病院, 助教 (30761895)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | HNSCC / YAP1 / EMT / HPV |
研究開始時の研究の概要 |
がん抑制シグナル伝達経路の一つであるHippo 経路は、細胞の増殖、生死、分化などを制御して組織における「細胞の数」を調節し、器官のサイズや組織の恒常性を維持している。yes-associated protein 1(YAP1)は、このHippo pathwayの中心的な役割を 果たす転写共役因子であり、様々な遺伝子発現の誘導を介して細胞増殖を促進し細胞死を抑制することでHippo pathwayのエフェクターとして機能することが知られている。本研究では、中咽頭扁平上皮癌におけるYAP1の機能解析を行い、発癌機構やEMT、つまり癌細胞の転移や悪性度とどの様に関わるのか検討する。
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研究実績の概要 |
ヒト由来の扁平上皮癌細胞株においてYAP1の発現解析をウエスタンブロッティングで行い、どの細胞株にもYAP1が発現していることが分かった。また細胞株ごとに発現量が異なることも分かり、その細胞株のキャラクター(悪性度)と相関している印象であった。 また中咽頭癌の臨床検体を用いた免疫染色を行い、その発現強度と患者の臨床データとの相関を調べたところ、Blinkman Indexと相関があることが分かった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初想定した計画通りに実験が進んでおり、有望な結果も出てき始めている。
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今後の研究の推進方策 |
現在中咽頭癌細胞株を用いたYAP1 KO細胞株の作製にとりかかる準備を行っている。安定したYAP1 KO細胞株が作製できればまずはVitroでの機能解析を行う予定である。
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