研究課題
若手研究
内視鏡下鼻副鼻腔手術で露出した骨面に鼻粘膜上皮を速やかに再生させることで骨過形成を抑え、副鼻腔炎症状の再燃を予防することができると考える。骨過形成を回避するためには、鼻粘膜の再生が不可欠である。骨過形成を防ぐことは、すなわち鼻粘膜が早期に再生していることを意味すると考えられる。細胞治療を含む再生医療は、鼻粘膜再生の有力な選択肢の一つになる可能性がある。また、細胞治療は難治性の好酸球性副鼻腔炎の治療大きく変える可能性があると考えている。本研究では治療効果の期待される細胞治療を検討する。