研究課題
若手研究
眼圧制御メカニズムの詳細はいまだ解明されていないが、近年、眼圧制御の主要組織である線維柱帯(TM)において、機械受容(MS)チャネルの関与の重要性が指摘されている。本研究はMSチャネルによる眼圧制御の詳細を明らかにし、新規治療法の開発を目指すものである。TMから単離した細胞(TM細胞)および遺伝子改変マウスを用いて、MSチャネルのひとつであるTRPV4およびそれと重複的に働くPiezo1の役割とその相互作用の有無、さらに緑内障発症に深く関わる線維化関連因子との関係ついて解明する。