研究課題/領域番号 |
23K15918
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
平形 寿彬 順天堂大学, 医学部, 助教 (20843155)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | マスト細胞 / アレルギー性結膜炎 / アレルギー / 網膜 / 脈絡膜 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、脈絡膜並びに視神経周囲のくも膜に存在し、かつ眼アレルギー疾患と関連の深いマスト細胞並びに2型自然リンパ球の役割に焦点を当て、慢性眼アレルギー炎症と、網膜・視神経障害との関連を明らかにしたい。慢性アレルギー性結膜炎マウスモデルを用いて実験を行い、その研究成果に基づき、慢性重症眼アレルギー疾患を患者における網膜・視神経障害の発症予防、治療法を確立することが最終目標である。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、慢性重症アレルギー性結膜炎における網脈絡膜炎症発生メカニズムを解明することである。2023年度は、慢性重症アレルギー性結膜炎マウスモデルに実際に後眼部炎症が引き起こされているかを確認するための実験を行なった。慢性アレルギー性結膜炎マウスモデルの脈絡膜組織におけるTnfa遺伝子の発現量を調べたところコントロールマウスと比較して上昇を確認した。また、組織学的にトリプターゼが慢性アレルギー性結膜炎マウスモデルの網脈絡膜組織に認めることを免疫染色にて確認した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究の目的は、慢性重症アレルギー性結膜炎における網脈絡膜炎症発生メカニズムを解明することである。2023年度は、慢性重症アレルギー性結膜炎マウスモデルに実際に後眼部炎症が引き起こされているかを確認するための実験を行い、後眼部炎症が網脈絡膜組織に起きていることを確認することができたため、概ね順調に進展とした。
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今後の研究の推進方策 |
慢性アレルギー性結膜炎マウスモデルを用いて、網脈絡膜のマスト細胞の活性化状態と好酸球の浸潤を組織学的に確認するとともに、遺伝子発現について確認を行う。
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