研究課題/領域番号 |
23K15953
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
久米川 真治 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (40866985)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | リンパ浮腫 / 可視化 / 治療 / 超音波 / 薬剤 |
研究開始時の研究の概要 |
乳癌等手術後の続発性リンパ浮腫が慢性化し重症化することが形成外科や腫瘍外科に於いて問題となっており,優れた慢性リンパ浮腫動物モデルの開発と応用が求められている。申請者は,慢性的な浮腫モデルを樹立し,術部脈管系に対する可視的な解析を経時的に可能とする実験系の基盤を開発した。さらに,革新的な治療の開発の為に,種々の治療制御分子の導入系としての超音波照射(ソノポレーション実験系)を駆使することを考えている。この2種の実験系のメリットを活かし急性‐慢性期に複数回に渡り治療候補因子を導入し,浮腫形成とその治癒過程について可視化解析を遂行して革新的な治療法の開発を行う。
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研究実績の概要 |
乳癌等手術後の続発性リンパ浮腫が慢性化し重症化することが形成外科や腫瘍外科に於いて問題となっており,優れた慢性リンパ浮腫動物モデルの開発と応用が求められている。申請者は,慢性的な浮腫モデルを樹立し,術部脈管系に対する可視的な解析を経時的に可能とする実験系の基盤を開発した。さらに,革新的な治療の開発の為に,種々の治療制御分子の導入系としての超音波照射(ソノポレーション実験系)を駆使する本申請を計画した。この2種の実験系のメリットを活かし急性‐慢性期に複数回に渡り治療候補因子を導入し,浮腫形成とその治癒過程について可視化解析を遂行して革新的な治療法の開発を行う。本申請の概要は,慢性リンパ浮腫モデルの開発によるリンパ管/血管の可視化解析を行い,治療候補因子をソノポレーションによって低侵襲的に複数回導入して革新的なリンパ浮腫治療のプロトコールの開発を目指す点にある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
分子量の違う蛍光物質の皮下投与を行い、効果的な分子量を見出した。現在候補となる薬剤を検討中である。
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今後の研究の推進方策 |
今後実際に使用する薬剤を投与し、リンパ浮腫に対する効果を検討する。
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