研究課題
若手研究
脂肪移植は比較的侵襲の少ない簡便な手技で、皮膚表面形状・陥凹の変形の改善、皮膚・皮下組織の柔軟性の提供などを目的に、近年多用される技術で、その需要も高まってきている手技ある。しかしながら、移植量が比較的限られること、生着が不安定なことにより、多数回の移植が必要で臨床上の大きな問題点となっている。シルクエラスチンの添加を従来の脂肪移植手技に組み合わせることにより、脂肪移植容量と生着率の向上を図ることを目的とする。この新しい方法により、新たな脂肪移植方法の確立と臨床応用を行う。