研究課題
若手研究
近年開発された光遺伝学を用いて、咀嚼中にセロトニン神経のみを制御することに成功した。その結果、咀嚼時の光操作によるセロトニン神経の活性化は、咀嚼リズムを速くし、閉口筋の活動を大きく変化させることを新たに見出した。そこで本研究は、咀嚼運動パターンの変化に関与するセロトニン神経の投射先の同定と、投射先でのセロトニンの役割を明らかにし、咀嚼を制御する神経回路解明を目的とする。