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歯肉上皮細胞由来エクソソームを介した歯周炎制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K15996
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57030:保存治療系歯学関連
研究機関新潟大学

研究代表者

峯尾 修平  新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (20962814)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードエクソソーム / 歯周炎 / 歯肉上皮細胞
研究開始時の研究の概要

細胞外膜小胞であるエクソソームは,蛋白質・核酸・脂質を内包し分泌され,別の細胞に取り込まれることで機能的・生理的変化を誘導する細胞間情報伝達の媒体として注目されている.申請者らの研究室では,歯周組織において生体防御の最前線として機能する歯肉上皮細胞が免疫学的バリアとして炎症・免疫応答に関与し,歯周炎の病態形成に関与することを報告した.しかしながら,歯肉上皮細胞から分泌されるエクソソームの特性およびその炎症・免疫応答への関与の詳細はこれまで報告されていない.本研究では,歯肉上皮細胞由来エクソソームの特性を解析して歯周炎への関与を明らかにし, 将来的には抗歯周炎薬創薬の応用展開を検討する.

研究実績の概要

細胞外膜小胞のひとつであるエクソソームは,蛋白質・核酸・脂質を内包し分泌され,細胞に取り込まれることで機能的・生理的変化を誘導する新たな細胞間情報伝達の媒体として注目され,がん・再生医療のみならず炎症・免疫学の領域においてもその臨床応用研究が急速に展開されている.申請者らの研究室ではこれまでに,歯周組織において生体防御の最前線として機能する歯肉上皮細胞が,単に物理的バリアとしてではなく免疫学的バリアとして炎症・免疫応答に関与し,歯周炎の病態形成に関与することを報告した.しかしながら,歯肉上皮細胞から分泌されるエクソソームの特性およびその炎症・免疫応答への関与の詳細はこれまで報告されていない.そこで本研究の目的は,歯肉上皮細胞由来エクソソームの特性を解析し,歯周炎への関与を明らかにすることである.
本年度は,ヒト歯肉上皮細胞からのエクソソーム単離のプロトコール確立およびその評価を実施した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

実験計画通りに,ヒト歯肉上皮細胞からのエクソソーム単離のプロトコールを確立できた.

今後の研究の推進方策

in vitro実験において必要量のエクソソームの回収,および細胞との共培養プロトコールおよび評価方法の検討を行う.

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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