研究課題/領域番号 |
23K16068
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
石田 えり 広島大学, 病院(歯), 歯科診療医 (50974648)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 歯の喪失 / 認知機能 / 骨格筋 |
研究開始時の研究の概要 |
筋力低下や筋肉量減少を呈するサルコペニアは認知障害や糖尿病などの慢性疾患との関連が報告されている.近年,歯周炎がサルコペニアの病態増悪に寄与するとの報告もあり,歯科と全身の関連についても注目されている. これまでに,実験的に歯を喪失させたマウスで脳由来神経栄養因子(BDNF)の発現低下を伴う認知機能低下が報告されている.また,運動時の筋収縮によりBDNFが産生されることが明らかになっており,歯の喪失によるBDNFの変化が全身にも影響を与え,サルコペニアを惹起する可能性があると考えた.本研究では,BDNFと体組成の関係に着目し,歯の喪失による認知機能低下とサルコペニアの関連を明らかにする.
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研究実績の概要 |
本年度は産前・産後休暇および育児休暇取得(2023年5月末~2024年6月末予定)のため、研究期間が2か月しかなく、予定していた動物実験を開始することができなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本年度は産前・産後休暇および育児休暇取得のため研究を開始することができず、進捗が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は歯の喪失を実験的に生じさせた中年マウスを用いて認知機能ならびに骨格筋に及ぼす影響を明らかにする。認知機能を評価するため、オープンフィールド試験、ステップスルー型受動的回避試験、ロータロッド試験を実施後、体組成の解析および脳組織、骨格筋、血液を採取し、BDNFの発現解析を行う。
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