研究課題/領域番号 |
23K16127
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
都倉 尭明 札幌医科大学, 医学部, 助教 (00792128)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | Hemifacial microsomia / 頭部X線規格写真 / CT画像 / 顎機能検査 / HFM / 顎変形症 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、2005年から2019年の15年間に当科受診となったHFM患者の頭部X線規格写真、CT画像を分析し、さらに同時期に行った顎機能検査との相関関係を調べ、HFMの形態異常が顎機能に及ぼす影響も明らかにすることで、HFM患者に共通した顎顔面形態及び顎機能の特徴を明らかにする。最終的にはHFMの新たな診断基準を確立し、臨床応用することを目的とする。
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研究実績の概要 |
Hemifacial microsomia (HFM)は第1第2鰓弓に由来する器官の形成不全により様々な程度の顔面非対称を呈する先天性疾患である。HFM患者及び顎変形症患者の形態学的な解析は過去に多数報告されているが、疾患の希少性によりその報告の多くは少数例を解析したものでありHFM患者に共通した顎顔面の形態学的特徴の詳細は未だに明らかとなっていない。本研究では、2005年から2019年の15年間に当科受診となったHFM患者の頭部X線規格写真、CT画像を分析し、さらに同時期に行った顎機能検査との相関関係を調べ、HFMの形態異常が顎機能に及ぼす影響も明らかにすることで、HFM患者に共通した顎顔面形態及び顎機能の特徴を明らかにする。最終的にはHFMの新たな診断基準を確立し、臨床応用することを目的とする。 現在正面頭部X線写真とCT画像で共通する計測項目を模索しているが、まだHFMの特徴を反映する計測項目は確立できていない。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
現在正面頭部X線規格写真とCT画像で最もHFMの形態的特徴を反映する計測項目ついての検討をおこなっているが、まだ十分な解析ができていない。
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今後の研究の推進方策 |
正面頭部X線規格写真とCT画像で最もHFMの形態的特徴を反映する計測項目を特定し、額機能検査の結果との相関関係を明らかにする。
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