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DC-STAMPおよびOC-STAMPを介した破骨細胞融合機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K16132
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

森田 麻友  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 非常勤講師 (30624639)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード骨代謝
研究開始時の研究の概要

口腔顎顔面外科領域では口腔内疾患の多くに骨吸収や骨破壊などを伴う炎症性疾患癌による骨吸収が多く認められる。また、近年では、骨粗鬆症や癌の骨転移などに使われるビスホスホネート製剤でも、骨吸収を伴う骨壊死が問題となっており、研究されているものの、原因は未だ解明されていない。破骨細胞は、単核でも吸収能を有するが、多核の巨細胞になることで、骨破壊の機序には破骨細胞の融合が重要であり、その阻害が治療ターゲットになり得る。本研究では、DC-STAMPおよびOC-STAMPを介した破骨細胞融合機序を解明することを目的とし、治療のターゲットの同定を目指したい。

研究実績の概要

口腔顎顔面外科領域では口腔内疾患の多くに骨吸収や骨破壊などを伴う炎症性疾患癌による骨吸収が多く認められる。また、近年では、骨粗鬆 症や癌の骨転移などに使われるビスホスホネート製剤でも、骨吸収を伴う骨壊死が問題となっており、研究されているものの、原因は未だ解明 されていない。破骨細胞は、単核でも吸収能を有するが、多核の巨細胞になることで、骨破壊の機序には破骨細胞の融合が重要であり、その阻 害が治療ターゲットになり得る。本研究では、DC-STAMPおよびOC-STAMPを介した破骨細胞融合機序を解明することを目的とし、治療のターゲッ トの同定を目指したい。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

既に作製済みであったDC-STAMP KOマウスモデル、OC-STAMP KOマウスモデルからDKOマウスモデルをの樹立に成功している。そのため、DKOマウスの解析を進めており、概ね順調に進んでいる。

今後の研究の推進方策

マウス大腿骨と脛骨から骨髄細胞を採 取しM-CSFとRANKLの存在下で培養し破骨細胞の作製を行う。破骨細胞分化は破骨細胞特異的マーカーである酒石酸抵抗性酸性フォスファターゼ (以下;TRAP)を用いたTRAP染色と、Cathepsin KやNFATc1などの破骨細胞特異的な遺伝子発現に対するrealtime PCRなどで評価を行う。DC-ST AMP KOとOC-STAMP KOあるいはWTマウスとDKOマウス由来の破骨細胞の共培養を実施し、細胞融合はDC-STAMP欠損マウスがEGFPのノックインマウ スであることを利用し、EGFPの免疫染色で評価を行う。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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