研究課題/領域番号 |
23K16153
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
鎮守 晃 九州大学, 大学病院, 医員 (00876542)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 線維化促進関連分子 / IgG4関連疾患 / TLR / IRAK4 / NFkB |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的はIgG4-RD に特徴的な線維化のメカニズムについて解析し、線維化発症を予防するような新規治療薬を開発すること、並びに重症度評価のための診断マーカーを見出すことである。本研究は従来の研究成果および臨床経験をもとに着想したもので、IgG4-RDにおける線維化の詳細なメカニズムや世界初のIgG4-RDのモデルマウスに関する研究は未だ報告されておらず、独自の視点に立った極めて独創的な物である。
|
研究実績の概要 |
本年度の研究では、 IgG4-RD患者の顎下腺組織からIRAK4+CD163+細胞をソーティングし、TLR7アゴニスト刺激およびIRAK4阻害剤を用いた培養を行うとともに、シングルセル解析にて抽出細胞の機能解析を行うことを予定していた。顎下腺組織からのIRAK4+CD163+細胞のソーティング及び培養実験までは進めることができ、ソーティングした細胞を安定して培養することにより、刺激・阻害実験の基礎となる実験系は完了することができた。さらにTLR7アゴニスト刺激及びIRAK4阻害剤の刺激・阻害実験のための試薬濃度調整まだ行うことができた。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本年度の研究計画では、顎下腺組織からのIRAK4+CD163+細胞のソーティング及び培養実験までは進めることができ、さらにTLR7アゴニスト刺激及びIRAK4阻害剤の刺激・阻害実験のための試薬濃度調整まだ行うことができたが、機能解析まで進めることができなかったため。
|
今後の研究の推進方策 |
今後は、TLR7アゴニスト刺激及びIRAK4阻害剤の刺激・阻害実験のための試薬濃度調整が完了次第、機能解析まで進め、線維化関連分子について模索する予定。
|