研究課題
若手研究
顎関節を構成する主要な細胞外マトリックスは、組織の形態維持、機械的特性、脆弱性および病的変化において重要な役割を担っている。これらの細胞外マトリックスは相互に作用し、基質形成及び構成に関与する。本研究では、咬合改変を利用して顎関節への関節荷重を増大させる実験モデルを用い、成長期ラットの関節円板について (1) 関節円板の主要な細胞外マトリックスの局在と発現および (2)円板組織の機械的特性を検討し、関節荷重が関節円板の細胞外マトリックスの発現・組成および機械的特性に及ぼす影響を明らかにする。