研究課題
若手研究
長期的ストレスを客観的に評価する方法として、爪を用いてコルチゾール濃度を測定する手法が注目されている。本研究では、小児を対象として、爪を用いてストレスと口腔内環境(口腔内清掃状態やう蝕罹患状況、咬合異常等)との関連を評価する。また近年、ヒトの歯からコルチゾールが測定されたことが明らかとなっており、本研究においては、ストレスと歯に蓄積したコルチゾールの関連を評価し、ストレスを評価できる生体材料としての歯の有用性を検討する。これらの解析から、長期的ストレスの顕在化および客観的評価に向けた新たな取り組みへの足掛かりとする。