研究課題
若手研究
睡眠時ブラキシズムの対応はマウスピースによる歯列負担軽減を目的とした対症療法が主流である。かつて応募者らは睡眠時ブラキシズムを有する大学生は睡眠の質が悪いことを確認した。睡眠の質はセロトニンの影響を強く受け、またセロトニンはトリプトファンから生合成されることに着目し、睡眠時ブラキシズムはトリプトファン摂取量の影響を受けていると考えた。そして、先行研究にて、睡眠時ブラキシズムを有する大学生は摂取した食事中におけるトリプトファンと大分子中性アミノ酸の比(Trp/LNAA比)が低いことを発見した。本研究ではTrp/LNAA比増加などの栄養による睡眠時ブラキシズムへの有効性を明確にする。