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ビタミンD欠乏が口腔機能低下症に与える影響:内科通院患者を対象とした前向き研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K16232
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57080:社会系歯学関連
研究機関九州歯科大学

研究代表者

小森田 祐二  九州歯科大学, 歯学部, 助教 (10816218)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード口腔機能 / 口腔機能低下症 / ビタミンD / 前向き研究 / 栄養
研究開始時の研究の概要

口腔機能低下症は低栄養、サルコペニア、フレイルサイクルの重要な構成因子であり、早期発見・適切な介入が求められる。ビタミンD欠乏は、これまで口腔領域では齲歯、歯周病リスク上昇と関連すると報告されているが、筋肉・神経伝達に作用することから、咬合力、舌圧、咀嚼・嚥下機能にも関与し、口腔機能全体の低下に大きく影響すると考えられる。本研究では一般内科通院中50歳以上の男女を対象とした前向き研究において、登録時のビタミンD摂取量・血清25(OH)ビタミンD濃度と口腔機能低下症、その構成因子(咬合力、咀嚼機能等)との関連を明らかにする。

研究実績の概要

九州歯科大学附属病院内科外来に通院中で、自立歩行可能な患者を対象として患者登録を行った。対象者に説明・同意取得を行い、内科・口腔リハビリテーションセンターにおいて登録時調査を行った。臨床データ収集(患者背景(併存疾患、既往歴、飲酒・喫煙歴、薬剤情報、歯科治療歴)、身長、体重、腹囲、血圧、脈拍の測定を行い、口腔機能評価7項目(口腔衛生状態、口腔乾燥、咬合力、舌口唇運動機能、舌圧、咀嚼機能、嚥下機能)について評価を行った。さらに簡易型自記式食事歴法質問票を用いて直近1ヶ月の食習慣について、BIA体組成計(InBody 470)を用いて筋肉量測定を行い、下腿周囲長、握力、歩行速度も測定した。空腹時静脈血採血にて血清25(OH)ビタミンD、DHEA-S、インスリン、血清亜鉛、高感度CRP、HbA1cを含む血液検査を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

患者登録は予定通り行われているが、除外基準も多く、予定登録数よりやや少ない。

今後の研究の推進方策

前年度と同様に対象患者の登録を継続し、ビタミンD摂取量・血清25(OH)ビタミンD濃度と口腔機能低下症、その構成因子(咬合力、咀嚼機能等)との関連を明らかにする。

本年度の研究成果を学会発表行う予定であったが、登録患者数が十分ではなく解析ができていないため、次年度の発表経費に充てることとしたい。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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