研究課題/領域番号 |
23K16234
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
池畑 直樹 東京医科大学, 医学部, 助教 (50829455)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 手術教育 / 患者実物大臓器立体モデル / Virtual Reality / On the job training / Extended Reality / 実物大3Dプリンティング模型 / 歯科インプラント |
研究開始時の研究の概要 |
これまで、歯科インプラントをはじめとした口腔外科手術教育は実際の患者を前にしたOn the job training(OJT)によるところが大きかった。しかし医療安全が求められる時代の背景と共に、OJTに制約が生じている。本研究はCTデータから作製したVirtual Reality(VR)データを基に術前に3次元的な解剖学的情報および術式を「Input」し、実物大3D プリンティング模型「Similar Real Patient Model (SRPM)」を用いた手術シミュレーションによる「Output」までを一貫して行う、口腔外科領域における新規手術トレーニング法を確立することを目的とする。
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研究実績の概要 |
本研究は、これまでの口腔外科手術教育の主体を占めていた「On the job training」の欠点を克服すべく、患者CTデータから作製したVirtual Realityデータを基に、術前に3次元的なあ解剖学的情報および術式を「Input」し、さらに患者実物大3Dプリンティング模型「Similar Real Patient Model」を用いた手術シミュレーションによる「Output」までを一貫して行う、口腔外科領域における新規手術トレーニング法を確立することを目的として行われている。 2023年度はVirtual Realityデータの作製および患者実物大3Dプリンティング模型の作製をDental prediction社と契約し、これまでに主にインプラント手術において、実臨床で本手術トレーニングを実施しており、良好な結果を得ている。そして本手法の有用性を第27回日本顎顔面インプラント学会総会・学術大会で発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本手術教育手法を既に実臨床で取り入れて実施しており、その有用性を学会発表している。今後は症例数を増加し、評価していく予定である。
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今後の研究の推進方策 |
これまでにインプラント手術における実臨床で本手法を実施しているが、その中でも特にその有用性が高いサイナスリフト 症例を重点的に増やしていき、教育効果を評価する予定である。
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