研究課題/領域番号 |
23K16238
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
清水 雄太 朝日大学, 歯学部, 助教 (30875901)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 歯肉溝滲出液 / サイトカイン / MMP / TIMP / PISA / 歯肉溝浸出液 |
研究開始時の研究の概要 |
ヒト歯肉溝滲出液(GCF)には、MMP/TIMP などの組織破壊因子や炎症性サイトカインなど様々な生理活性物質が含まれており、採取に際しての侵襲性がなく臨床検査の検体としての利用が期待されている。一方で、PISAは歯周組織の炎症状態を定量化した注目すべき指標である。そこで本研究では、歯周病新分類にて分類された患者病態ごとに、歯周基本治療や歯周外科治療を行った結果、歯周組織の炎症状態を示すPISA や歯周ポケット値(PD)、出血率(BOP)などの臨床プロファイルとGCF 量・総タンパク質量・発現因子との変化や相関関係を解析することにより、GCF 検査における病態評価の客観的診断法の確立を目指す。
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研究実績の概要 |
GCFには、血清成分、炎症性細胞、細胞外基質、細菌成分、骨代謝関連タンパク質、免疫関連因子などさまざまなタンパク質が多く含まれており歯周病の診断マーカーとしての研究がおこなわれている。また、検体の採取に関しても、患者に対する痛みや侵襲性がなく、短期間に多くの検体を集めることができる効率的なスクリーニング検査と考えられる。そのため、GCF中に存在するバイオマーカーの調査は、歯周病進行の過程で見られる微細な変化を正確に検出することができるため、診断、治療予後、メインテナンス管理のために評価できるツールとなり得る可能性がある。 そこで本研究では、歯周病新分類にて分類された患者病態ごとに、周組織の炎症状態を示すPISA や歯周ポケット値(PD)、出血率(BOP)などの臨床プロファイルとGCF 量・総タンパク質量・発現因子との変化や相関関係を解析することにより、GCF検査における病態評価の診断精度向上を目指す。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
歯周病新分類であるStageが重症化するにつれ、Stage間ごとにGCF量・総タンパク質量・GCF中の組織破壊因子等に有意的差が認められることや、臨床的クリニカルパラメータと相関関係にあることが判明した。
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今後の研究の推進方策 |
歯周病新分類であるGradeが進行するにつれ、Grade間ごとにGCF量・総タンパク質量・GCF中の発現因子等に変化が見られるのか、また臨床的クリニカルパラメータとの相関関係について評価していく。
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