研究課題
若手研究
2種のDNAアジュバントからなるダブルDNAアジュバントとホスホリルコリン(PC)抗原をマウスに経鼻投与したとき、血漿、腹腔滲出液および鼻腔洗浄液中にPC特異的抗体を誘導するとともにその誘導された抗体がアテローム形成抑性能を有するT15 idiotypeである可能性を示唆してきた。本研究では本経鼻ワクチンを投与後、歯周病原菌感染させることによりアテローム形成を促進させたApoE KOマウスを用い、本経鼻ワクチン投与マウスと非投与マウスとの大動脈部でのアテローム形成の形態学的観察を行い、同ワクチンのアテローム形成抑性能を比較検討する。