研究課題
若手研究
医学教育における感情調節は効果的な学びに重要だが十分に研究がなされていない。本研究ではウェアラブルデバイスを用いた感情測定手法を開発し、自己回答式感情尺度回答システムと組み合わせ、医学教育における学習者等の感情調節のプロセスを探索する。医学生を対象とするシミュレーション教育においてを自己回答式心理測定尺度および皮膚活動電位、心拍変動、標的追視装置による生体センサーデータを収集・解析を実施することで感情調節モデルとの整合性を検討する。本研究により医学教育現場での感情調節機構を明らかにし、パンデミックなどのストレス下での医療者や学習者に適切な業務・研修環境を整備する基盤形成が可能となる。