研究課題/領域番号 |
23K16292
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
|
研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
清海 杏奈 東京薬科大学, 薬学部, 助教 (10779929)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | 医療ビッグデータ / COVID-19 / エコロジカルスタディ / 薬剤疫学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、日本の代表的な医療データベースである国立病院機構診療情報集積基盤(NCDA)に 蓄積された診療情報を用いて、2016年4月-2022年3月に新型コロナ感染症(COVID-19)またはインフルエンザで入院した患者を対象とし、入院時の患者特徴、及び入院後の臨床アウトカム・医療経済学的アウトカムを、入院時重症度を調整因子として地域ごとに比較することを目的とする。また時系列及び疾患間で治療薬および医療行為を比較する。これにより、 COVID-19治療に関連する地域格差や地域の特徴に応じた最適な医療提供体制の提案、医療経済学的知見、医薬品適正使用に関する知見を提示することができる。
|
研究実績の概要 |
本研究は、日本の代表的な医療データベースである国立病院機構診療情報集積基盤(NCDA)に 蓄積された診療情報を用いて、2016年4月以降、新型コロナ感染症(COVID-19)またはインフルエンザで入院した患者を対象とし、入院時の患者特徴、及び入院後臨床及び医療経済学的アウトカムを、入院時重症度を調整因子として地域ごとに比較することを目的とする。また時系列及び疾患間で治療薬および医療行為を比較する。これにより、 COVID-19治療に関連する地域格差や地域の特徴に応じた最適な医療提供体制の提案、医療経済学的知見、医薬品適正使用に関する知見を提示することができる。これまでに、本研究に必要な変数(性別、年齢、身長、体重、BMI、ブリ ンクマン指数、CCIを利用した併存疾患、入院時の日本昏睡尺度 (JCS) スコア、入院時のバーセル指数、転院有無、救急車有無、医薬品(COVID-19治療薬、抗生剤、ロピナビル/リトナビル、ヒドロキシクロロキン、抗凝固薬、昇圧剤)、酸素吸入、人工呼吸器、体外式膜型人工肺(ECMO)の使用、入院医療費、など)を決定し、データベースからの抽出を検討した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
育児休暇を取得したため
|
今後の研究の推進方策 |
変数の決定後、データベースからのデータ抽出を行い、得られたデータを元にクリーニングを行う。データは多岐に及ぶこと、また、感染症に対する政策などの介入による時間的変化も視野に入れ、各変数の分布等も確認する。
|