研究課題
若手研究
環境中のナノプラスチックは海に捨てられた海洋プラスチックの破片から発生し、食物連鎖を通じて我々の体内に取り込まれていることが、近年問題となっている。本研究では、ナノプラスチックの生体への影響を明らかにするために、炎症性腸疾患の細胞および動物モデルを作製し、ナノプラスチックの消化管炎症反応への影響および全身分布や臓器の蓄積性について検証する。また、二次元電気泳動法を用いたプロテオミクス解析によって、ナノプラスチックによる影響を評価できるバイオマーカーを開発する。