研究課題
若手研究
透析患者数は年々増加しており、透析導入疾患第3位である慢性糸球体腎炎の進行に関わる因子の検討や治療法の確立が急務である。慢性糸球体腎炎の確定診断には腎生検組織診断が必須であり、治療方針決定に重要である。しかし組織所見には、確定診断には関係しない加齢等による変化も併存しており、これらを含めた評価は十分ではない。本研究は、単一施設において3,000例超の腎生検患者の登録時データを整備して横断的検討を行い、さらに最長25年超の追跡データを入力する。個々の疾患毎の解析と全症例データの解析について、両方とも行う事が出来るデータベースを構築する。