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就業高齢者を包含したICT活用によるプレフレイル改善プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K16367
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
研究機関大阪河崎リハビリテーション大学

研究代表者

今岡 真和  大阪河崎リハビリテーション大学, リハビリテーション学部, 准教授 (40780961)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワードプレフレイル / 地域在住高齢者 / 就労 / 運動 / ICT
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、Information and Communication Technology(以下:ICT)を活用して就業高齢者を包含したプレフレイル改善プログラムの開発とその効果を検証することである。プレフレイルの改善には、運動、栄養、生活習慣の視点が鍵となる。しかしながら、高齢期の就業率が増加する中で、就業によって「運動習慣を持てない」、「疲労感が回復できていない」ことから、プレフレイルへ陥っていることが指摘されている。そこで本研究では就業高齢者を包含して従来対面型の運動介入に加えて、ICTの活用を行い、プレフレイル改善プログラムの開発を行う。

研究実績の概要

本研究の目的は、Information and Communication Technology(以下:ICT)を活用して就業高齢者を包含したプレフレイル改善プログラムの開発とその効果を検証することである。プレフレイルの改善には、運動、栄養、生活習慣の視点が鍵となる。しかしながら、高齢期の就業率が増加する中で、就業によって「運動習慣を持てない」、「疲労感が回復できていない」ことから、プレフレイルへ陥っていることが指摘されている。そこで本研究では就業高齢者を包含して従来対面型の運動介入に加えて、ICTの活用を行い、プレフレイル改善プログラムの開発を行っている。
2023年8月に地域在住高齢者の身体的フレイル調査を行い、274名の測定を完了した。その後、2023年12月から身体的プレフレイル該当者を中心にリクルートを行い、運動の介入教室を実施した。就労高齢者を含む参加者102名で3か月間の運動教室では92名が事後検査まで実施可能であった。加えて、4つの運動オンデマンド動画は996回(3月16日時点)の視聴数であり、従来型の運動教室を実施していない日の運動機会確保がなされた。事後検査を分析したところ、運動による効果として歩行速度向上、握力の増加、体幹筋量の改善などが見られた。事前検査時の身体的プレフレイル該当率が61.4%であったが、事後検査時には42.2%と健常への改善が見られた。現在は論文化の準備をしている状況である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究計画に記載したスケジュールに沿って研究実施が行われている。また、外部の関係協力機関とも良好な関係で連携をして実施している。

今後の研究の推進方策

本年度は論文化に向けて本研究内容をまとめることを実施する。加えて、運動介入実施から6ヶ月後の運動習慣およびICTツールの利活用状況の追加調査を行い、専門職が直接的に関わり実施する運動介入が終了してからも運動習慣が継続的に身についているか。ICTツールの使用頻度が減少していないかという点を調査することを検討している。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2023 その他

すべて 学会発表 (4件) 備考 (2件)

  • [学会発表] 地域在住高齢者における健康管理アプリ使用とプレフレイルの関連性について2023

    • 著者名/発表者名
      今岡真和 中村美砂 肥田光正 久保峰鳴 今井亮太 田崎史江 堺景子
    • 学会等名
      第10回日本予防理学療法学会学術大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 地域在住高齢者のデジタルリテラシーと認知機能、身体機能の関連について2023

    • 著者名/発表者名
      今岡真和 肥田光正 今井亮太 大類淳矢 井上貴雄 田崎史江 中村美砂
    • 学会等名
      第12回日本認知症予防学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 骨粗鬆症診断の有無と潜在的な骨密度低下者の実態について2023

    • 著者名/発表者名
      今岡真和 高松昌太朗 一ノ瀬航 今井亮太 肥田光正 久保峰鳴 田崎史江 堺景子 中村美砂
    • 学会等名
      第10回日本地域理学療法学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 地域在住高齢者におけるサルコペニア有病と外出頻度との関連性について2023

    • 著者名/発表者名
      高松昌太郎 一ノ瀬航 今岡真和
    • 学会等名
      第10回日本地域理学療法学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [備考] 教員紹介

    • URL

      https://www.kawasakigakuen.ac.jp/faculty/pt/teacher_imaoka.php

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [備考] 今岡研究室

    • URL

      https://imaoka-labo.work/

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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