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遺伝子多型と体細胞変異情報を活用した慢性微小炎症による大腸発がん機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23K16370
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

中野 詩織  国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策研究所, 研究員 (10963712)

研究期間 (年度) 2023-01-20 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
キーワード大腸がん / 炎症 / ゲノム
研究開始時の研究の概要

近年、アジアにおいて、生活習慣の欧米化などの影響により、大腸がんの罹患数が増加している。しかし、その詳細なメカニズムは明らかでない。本研究では、肥満や生活習慣などの影響により生じる慢性微小炎症に着目し、前向きコホート研究において、慢性微小炎症マーカーであるC反応性蛋白(CRP)と、遺伝子多型および大腸腫瘍組織の体細胞変異の2つのゲノム情報を測定する。そして、測定した情報を、利用可能な大規模なゲノム情報と組み合わせて、慢性微小炎症による大腸発がんメカニズムの解明を目指す。

研究実績の概要

本研究では、肥満や生活習慣などの影響により生じる慢性微小炎症に着目し、前向きコホート研究において、慢性微小炎症マーカーであるC反応性蛋白(CRP)と、遺伝子多型および大腸腫瘍組織の体細胞変異の2つのゲノム情報を測定する。そして、測定した情報を、利用可能な大規模なゲノム情報と組み合わせて、慢性微小炎症による大腸発がんメカニズムの解明を目指すことを目的としている。具体的な課題として、1)CRPと慢性微小炎症関連形質の遺伝的相関解析、2)CRPおよび慢性微小炎症関連形質と大腸がんのメンデルのランダム化解析、3) CRPおよび慢性微小炎症関連形質と分子サブタイプ別大腸がんとの関連解析を設定している。本年度は、これら3つの課題を遂行するために、すでに保有しているデータもあるが、血漿中CRP濃度および網羅的な遺伝子多型の追加測定とデータセットの構築および、腫瘍組織における体細胞変異のデータQCおよびデータセットの構築を行った。解析に必要なデータ取得およびデータセットの構築が完了したので、次年度は、1)CRPと慢性微小炎症関連形質の遺伝的相関解析、2)CRPおよび慢性微小炎症関連形質と大腸がんのメンデルのランダム化解析を実施する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本年度は、休職期間があったため予定通り、研究を遂行することができなかった。

今後の研究の推進方策

2年計画を3年計画に延長して、1年目に実施予定であった研究実施計画を2年目に移行し、研究を推進する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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