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占領終焉前後におけるABCC医療職の活動および協働体制の変容

研究課題

研究課題/領域番号 23K16395
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関天使大学

研究代表者

船木 沙織 (大竹沙織)  天使大学, 看護栄養学部, 講師 (00714396)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード原爆傷害調査委員会(ABCC) / 占領終焉前後 / 協働
研究開始時の研究の概要

占領期に設立された原爆傷害調査委員会(ABCC)は、占領終焉後も原爆による放射線の健康影響について調査を継続した機関である。本研究はABCC医療職の活動の全容を明らかにする一旦として、1950年代の占領期から占領終焉後に焦点を当て、放射線被ばく者医療を取り巻く社会情勢に影響を受けながら日米のABCC医療職の活動内容はどのように変化していったのか、またその協働の在り方はどのように構築され、変容していったのか明らかにすることを目的とする。

研究実績の概要

本研究は占領期に設立された原爆傷害調査委員会(Atomic Bomb Casualty Commission:ABCC)医療職の活動の全容を明らかにする一旦として、1950年代の占領期から占領終焉後に焦点を当て、放射線被ばく者医療を取り巻く社会情勢に影響を受けながら日米のABCC医療職の活動内容はどのように変化していったのか、またその協働の在り方はどのように構築され、変容していったのか明らかにすることを目的とする。
2024年度は本研究の基盤となる作業として、国内に所蔵されている関連史料の収集および史料分析を行い、以下の成果が得られた。国内における史料収集は国立国会図書館にて、1950年代のABCCから発刊された年報を収集した。また、1950年代の放射線被ばく者医療を取り巻く社会情勢を概観するため、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)、原子爆弾被爆者の医療等に関する法律(原爆医療法)に関する資料および書籍を収集し、分析を行った。分析の結果から得られた知見の一部は2024年3月に行われた27th East Asian Forum of Nursing Scholars (EAFONS:香港)にて発表した。今後は米国における史料収集および分析を進め、インタビューガイドの作成を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2023年度は国内の史料収集および分析を中心に行った。特に1950年代の我が国における放射線被ばく者医療を取り巻く社会情勢を考慮した分析に時間を要したため、国外の史料収集および分析には至らなかった。

今後の研究の推進方策

本年は米国学士院公文書館、テキサス医療センター図書館における史料収集および分析を中心に行い、国内史料の分析結果と統合する。その後、インタビューガイドの作成を行う。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Activities of Atomic Bomb Casualty Commission(ABCC) Medical Staff in the 1950s after the End of the Occupation2024

    • 著者名/発表者名
      Saori Funaki
    • 学会等名
      27th East Asian Forum of Nursing Scholars (EAFONS)
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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