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看護職のジョブ・ローテーションの関連要因に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K16399
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関和洋女子大学

研究代表者

小川 明佳  和洋女子大学, 看護学部, 助教 (70742427)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
キーワード看護職 / ジョブ・ローテーション / 配置転換 / 病院勤務 / ジョブ・ローテーション・ストレス / 日本語版尺度開発
研究開始時の研究の概要

ジョブ・ローテーション(配置転換)は、人的資源管理の一形態で、人材育成計画に基づいて行われる戦略的人事異動である。ジョブ・ローテーションは、より高いパフォーマンスを達成するよう促し、継続的な成長を可能にする。一方で、ジョブ・ローテーションを経験する看護職は病棟環境の違いなどにより、比較的長い期間に渡り仕事や人間関係を調整するジョブ・ローテーションストレスを経験する場合がある。
そこで本研究は、日本語版ジョブ・ローテーション尺度を開発し、病院に勤務する看護職のジョブ・ローテーションの関連要因を明らかにすることを目的とする。これにより、看護職のキャリア開発や能力開発を促す実践の一助になると考える。

研究実績の概要

本研究は国内の病院に勤務する看護職のジョブ・ローテーションに関する関連要因を明らかにすることである。2023年度は初年度であることから、文献検討を行い、学会発表を行った。
学会発表は、2023年3月に「Research Trends and Issues in Job Rotation in Nursing: A literature review」をThe 26th East Asian Forum of Nursing Scholars Conferenceで発表した。文献検討の結果、ジョブローテーションと職務満足度、組織コミットメント、ジョブコミットメント、職業関与、心理的エンパワーメントなどの心理的アウトカムとの正の関連を示したことが明らかになった。このことは、今後の調査において変数を検討する上で有用であった。
また、国内の新人看護職の動向を知るために、2022年12月に日本看護科学学会学術集会で「病院に勤務する新人看護職のローテーション研修に関する文献検討」の発表を行った結果を現在論文投稿し、結果待ちの状況である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

文献検討を実施して量的調査の変数の検討までは行えたが、学会発表と論文投稿までで初年度が終わり、研究計画の実施までは至らなかったため、やや遅れているとした。

今後の研究の推進方策

現在「病院に勤務する新人看護職のローテーション研修に関する文献検討」について論文投稿し、結果待ちの状況であるため、公表できるよう進める。
2024年度に調査ができるよう所属機関の倫理審査を受審し、調査を進める予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Research Trends and Issues in Job Rotation in Nursing: A literature review2023

    • 著者名/発表者名
      Sayaka Ogawa, Keiko Kunie,Mari Ikeda
    • 学会等名
      The 26th East Asian Forum of Nursing Scholars Conference
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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