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体動困難な患者に対する睡眠中の最適な姿勢変更方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K16400
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関東京情報大学

研究代表者

菅原 久純  東京情報大学, 看護学部, 助教 (00964454)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード寝返り / 睡眠 / 除圧 / 体位変換 / 体動 / タイミング
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、睡眠中の寝返り(体動)は何を誘因として起こっているのかを明らかにすることである。
健常若年者を対象として、睡眠評価装置を使用し、睡眠中の体圧測定、自律神経活動の変動から寝返り発生の誘因について検討する。
高齢者は加齢変化により、皮膚が脆弱性になり知覚機能が低下する。また、自律神経活動の変動も現れることから、若年者において体動発生の誘因を明らかにした後に、高齢者との違いについても検討する。

研究実績の概要

現在, 寝返りなどにより自力で姿勢変更をすることが困難な患者に対して, 看護師が体位変換により適宜姿勢を変更している. しかし, この体位変換のタイミングは, 「褥瘡予防のための2~3時間毎」を基準として, 看護師のタイムスケジュールのなかで実施されている.
しかし,理想的には患者であっても健常時のように, 必要に応じた体動(姿勢変更)が可能な状態であると考えている.最適なタイミングでの姿勢変更の補助ができれば, 患者であっても理想的な睡眠につながるのではないかと考えた.
本研究では, 睡眠中の体動(寝返り)発生のタイミングと身体の接地面の体圧と体動前の生体反応との関係性について検討することを目的として研究を行っている.
今年度は機器を調達し、最適な測定状況及び、体圧測定機器の配置を検討すべくプレテストを実施した。意図した結果を記録するためには体圧測定器の配置に応じた計測プログラムの変更が必要になることが明らかとなったため、プログラムの変更要件についての洗い出しをしている
次年度はデータ収集を開始することを計画しており、研究データを効率的に安定して取得するために、施設内でデータ収集場所を確保し、測定環境の調整を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

寝返りが可能な大判マットレスの選定に時間を要している.また,大判マットレスを設置して研究データを継続的に収集可能な場所の調整が必要となった.
現在,データ収集で使用する場所の調整はついており,データ収集が始められるように環境を調整している.

今後の研究の推進方策

次年度はデータ収集を開始することを計画している.施設内でデータ収集場所を確保できたので,機器を配置し安定的にデータが収集できるよう調整する.また,測定プログラムの追加修正を業者に依頼し,新たなプログラムで測定状況に問題がなければ,データ収集を開始したいと考えている,
年度末までデータ収集を行い,体動と体圧の関連性等を見出せれば,学会発表を検討したい.

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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