研究課題
若手研究
アフリカ諸国では女性の肥満率が増加しており、コートジボワールも同様である[WHO,2017]。長時間の座位などのライフスタイルの特性から、市場商人は肥満のリスクが高い。申請者らが行ったアビジャンの市場女性商人を対象にした研究では、3割が肥満、約8割が体重を過小評価しており体重測定機会が極端に少なかった。定期的な体重測定は減量に有効であり、低コストで汎用性もあると言える。本研究では、アビジャンの市場女性商人を対象に、体重測定促進を基軸としスマートフォンアプリを活用した減量プログラムの開発と、ランダム化比較試験(RCT)による効果の検証を行う。