研究課題
若手研究
本研究の目的は、臨床家と研究機関がパートナーシップを組み、エビデンスに裏打ちされた実装戦略により、乳がんの受診遅延ハイリスク者を早期かつ簡便に特定できるスクリーニング指標を作成することである。先行研究の成果の活用と専門家会議によりパイロット版指標の作成し、本調査と再調査を行い、指標の信頼性・妥当性を検証する。最終的には、作成した指標をどのように使用すると、より効果的に受診遅延者を減らすことが出来るのかを専門家会議を開催し、乳がん検診を実施する乳腺外科クリニックや健診センター等での活用に向けた運用方法と指標活用のマニュアル作成について検討する。